
前回は良い習慣を身に付けるためのテクニックを紹介しました。
今回もこちらの書籍で紹介されているテクニックの一部をご紹介します。
- 仕事から帰ってきたら無意識にYouTubeをダラダラと見てしまう人
- ついつい夜更かしして次の日の朝がツライと感じている人
- ダイエットしてるのにスナック菓子を1袋食べ切ってしまった人
ちょっとピンポイント過ぎですが、そんなやめたくてもなかなかやめられない習慣を撃退するためのテクニックを
前回同様に、僕が特に効果が高そうだ!と感じた手法だけをご紹介します!
ではさっそく見てみましょー。
悪い習慣

トリガーを探す
悪い習慣には何かきっかけがあるはずです。
「今日はお風呂入った後に読書するぞ!」と思っていたのに、気付いたらYouTubeを見ていて夜中の1時だった..
なんて経験がある人も少なくないんじゃないでしょうか。
ここで注目したいのは、YouTubeを見てしまったという悪い習慣にではなく、YouTubeを見るきっかけとなったトリガー、つまり直前の行動に目を向けるということです。
「LINEを返そうとスマホを触っていると、チャンネル登録しているYouTubeの新着通知が届いてそのまま見てしまった」のであれば、
LINEを返そうとスマホを触ってしまったことがトリガーとなっていて、もしスマホを触らなければ新着通知には気づかなかったはずです。
トリガーがわかったところで、次は対策を考えましょう。
この例で考えられる対策は、
- お風呂に入る前に電源を落としてコンセントにつないでおく
- 視界に入らないように机の中にしまっておく
などが考えられます。
このようにトリガーを探すことで悪い習慣を未然に防ぐことができます。
刺激コントロールで誘惑を遠ざける
個人的にはこれが一番効果があったなと感じたテクニックです。
スマホやお菓子、ゲームなど強い誘惑の原因となっているものを初めから遠ざけておく手法です。
僕は仕事から帰ると、スマホを触ってだらだらしてしまうことが多かったのでやめたいなぁと思っていました。
そこで「帰宅したらスマホを玄関に置く」ことにし、物理的にスマホとの距離を遠ざけてみました。
すると手元にスマホがないので、ご飯を食べながらスマホを見ることがなくなり、
食器を片付けた後は読書やプログラミング学習の時間にあてることができ、生産性のある時間を過ごせることが多くなりました。
もし間食を減らしたいのであれば、
- お菓子や菓子パンを家に置かない
- スーパーに行った時にお菓子コーナーに近づかない
といったように、誘惑から遠ざけるような行動を取りましょう。
意味的未来思考
意味的未来思考とは、未来の自分が今の自分が取ろうとしている行動をどう思うか想像する方法です。
ポイントは「限りなくリアルに想像する」ことです。
例えば、5年後に何もスキルを身に付いていないまま、給料が安くて肉体労働で心身ともにキツイ仕事をやりながら、
「こんなはずじゃなかった。自分の仕事にもっと誇りを持って取り組んで、貯金もあって、周りの人たちから一目を置かれて、イキイキして毎日楽しく過ごしている予定だったのに…」
人生に喪失感や絶望感をひしひしと感じるはずです。
そんな感情をじっくりと味わいながら、今スマホを触ってダラダラと過ごしている自分に向かって、
「お前がその一日をスキルアップの時間にあてていればこんなツライ人生にならなかったんだよ!!」
と未来の自分は激怒するかもしれません。
こんな風に未来の自分が今の自分を見てどう思うか、最大限リアルに想像することによって
悪い習慣を断ち切り、望む未来を手に入れるためのモチベーションを非常に高めてくれるはずです。
ポイントはもう一つあり、取るべき行動をやりながら考えるです。
スマホを触ってダラダラ過ごすのをやめる場合、ダラダラしながら想像するのではなく、想像しながら学習を始めてしまうようにしてください。
ひとまず行動し始めることによって、悪い習慣を断ち切りやすくなります。
最後に

いかがだったでしょうか。
誰でもやめたい悪い習慣の一つや二つはあると思いますので、ぜひ自分が取り入れやすいテクニックを使ってみてください。
今回紹介したテクニック以外にも、悪い習慣に特に高い効果を発揮する「ビジラント・モニタリング」や様々な悪い習慣に効果のある「ディストラクション」などがあります。
これらは悪い習慣によって使い分けることが大切なので、
「他のテクニックも知りたい!」
「あまり自分にはピンとこなかったな」
という方も本書を読んで、悪い習慣を断ち切る術を手に入れてください!

以上、
もうやめたい!悪い習慣を断ち切るテクニックとは?
をお送りしましたー!