【エンジニア必読】エンジニアのための人生マニュアル『SOFT SKILLS』〜前編〜

むね
どうもーむね(@mune_actor_en)です!
今回は僕がエンジニアにおいて人生バイブルにしている『SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル』をご紹介します!

こんな人に読んでほしい!
  • 駆け出しエンジニア
  • どうキャリアアップすればいいかわからない
  • エンジニアとして生き抜くためのマインドが知りたい

こんな悩みにお答えします。

この記事を読むメリット
  • 将来を見据えた目標の設定方法がわかる
  • 自分がどんなエンジニアになるべきかわかる
  • エンジニアとして着実に成長する方法がわかる
  • 自分の存在に気づいてもらえるアピール方法がわかる

では早速見ていきましょー。

SOFT SKILLSってどんな本?

「より良い開発者になる方法をまとめて教えてくれる本」

ジョン・ソンメズ

と著者のジョン・ソンメズ氏は言っています。
エンジニア関連の技術書は数多く出回っていますけど、「より良いエンジニアになるにはどうしたらいいのか」を総合的に教えてくれる本はあまり見かけないですよね。
この本はそんな悩みに対して、具体的かつ丁寧に答えてくれているんですよ!

エンジニアとして着実にレベルアップするためのヒントを全力でサポートしてくれる、まさにエンジニアのための人生マニュアルとなっている本です。

まるで優しく寄り添ってくれるメンターのような本ですね〜。
自分も人生のバイブルとして活用させてもらっています!

本書の概要を簡単に紹介するとこんなことが書かれています。

SOFT SKILLSの概要
  • 可能性を開花させるための心と身体のコントロール方法
  • エンジニアとしてどうキャリアアップするか
  • 自分を売り込む技術
  • 学習効率や生産性を格段にアップさせる方法
  • 給与交渉の上手いやり方

目次の紹介

約450ページと結構分厚い本なんですが、語りかけてくれるように書かれているので意外とすんなり読めます。

本の内容は、キャリア戦略、セルフマーケティング、学習方法、生産性向上、お金、健康、メンタルの7つのカテゴリーに分けられて書かれています。

目次はこちらです。

目次
  • 第1部 キャリアを築こう
  • 第2部 自分を売り込め!
  • 第3部 学ぶことを学ぼう
  • 第4部 生産性を高めよう
  • 第5部 お金に強くなろう
  • 第6部 やっぱり、体が大事
  • 第7部 負けない心を鍛えよう

さすがに約450ページもある本書全てを紹介するわけにはいかないので、僕がここは特に読んでほしい!と思った内容を前編と後編に分けて紹介します。

前編
  • 第1部 キャリアを築こう
  • 第2部 自分を売り込め!
後編
  • 第3部 学ぶことを学ぼう
  • 第4部 生産性を高めよう

【エンジニア必読】エンジニアのための人生マニュアル『SOFT SKILLS』〜後編〜

2020年11月15日

第5部〜第7部も大切なことが書かれているんですが、あえて前半部分に集中してご紹介したいと思います。

この第1部〜第4部には、エンジニアにとってここは必ずおさえておきたいことがかなり盛り込まれているからなんです。

しっかりおさえていきましょー!

著者ってどんな人?

ジョン・ソンメズ氏は、複雑なものを単純にする「シンプルプログラマー」の信念で活動しているソフトウェアエンジニアで、より充実した人生を送るための情報を発信している方です。

本の執筆以外にもオンライン教材を公開しており、iOSやAndroid、.NET、Java、ゲーム開発などのテーマで50種類ほど製作されています。

特に読んでほしい!【第1部 キャリアを築こう】

ではここから僕が「特に読んでほしい!」と感じた内容を紹介していきます。

「どうやってキャリアアップしていけばいいんだろう?」

と自分のエンジニアとしての在り方について考え込む方って多いんじゃないでしょうか。

まずは「自分の目標」を決めるところから始めよう

目標を決めるって当たり前じゃないか!と思われる方もいらっしゃると思います。

でもゴールを決めずに見切り発車する方が意外といたりします。

まずゴールを設定しないと、どこに向かえばいいのかわからない上に時間を無駄に使ってしまう可能性があるので、ここは必ずおさえておきたいところです。

まずは大きな目標をざっくりと決めましょう。細かい部分まで決めなくてもOKです。

ただし、「とりあえずエンジニアになろう!」といった曖昧すぎる目標はNGです。

例えばディズニーランドに行きたい場合、経度や緯度のレベルまで細かく知っておく必要はないですよね ?
とりあえず電車や飛行機の乗り場と出発時間くらいさえ調べておけば、ディズニーランドへは辿り着けるはずです。
ただ経度や緯度まで正確に調べたところで、実際行動するときには役に立ちにくいですし、地図アプリで調べた方が圧倒的に現実的です。

では大きな目標を決めたので、次は小さな目標を立てましょう。
小さな目標を立てるメリットは主に3つあります。

小さな目標のメリット
  1. 目標に向かって前進している感覚、達成感が得られる
  2. 自分に自信が持てるようになる
  3. 具体的な行動に落とし込めるのでやることが明確になる

小さな目標を達成する、つまり小さな勝利を手にすることで、着実に大きな目標へ近づくことができます。

ただし、目標の見直しは定期的に更新しましょう。

進んでいくうちに軌道修正していくことが多くあるからです。
最初のプラン通りに全てうまく行くことはほぼあり得ないので、毎月や毎週など定期的にレビューするようにしましょう。

どんなエンジニアを目指すか?

先ほどの目標設定にも関わってくることですがが、自分がどんなエンジニアになりたいのか具体化しておきましょう。
ひと口にエンジニアといっても、様々な技術分野のエンジニア職があるので具体的に掘り下げていきます。

例えば、

  • ECサイトのログイン画面や欲しいものリストを表示されるようなフロントエンドエンジニアになりたい
  • 入力されたユーザーの個人情報や注文内容などの必要なデータを登録、更新するデータベースの処理を担当するようなバックエンドエンジニアになりたい
  • iOSやAndroidなどのモバイルアプリエンジニアになりたい

など、現時点で自分が興味のあるジャンルを絞っておくと目指すべきエンジニア像が見えてくるはずです。

それでもなりたいエンジニア像が見えてこない方は、現在の会社や転職しようとしている会社からヒントを得て、こう考えるといいかもしれません。

  • 過去、現在で「苦痛に感じること」に対して自分が解決できる人間になれるか
  • 特定分野の専門スキルを持った人がいないか

会社ではよく問題になることやなかなか解決できていない課題が一つや二つは必ずあるはずです。

その課題に対して自分が解決できる存在となれば、会社の中で重宝されるので市場価値が上がります。

そこから目指すべきエンジニア像が見えてくることは、十分考えられるのではないでしょうか。

プロになる

プロとは具体的にどんな人のことをいうのでしょうか。

ジョン氏は

「プロとは、仕事を終わらせられ、しかもその内容が正しいということを当てにできる人だ。」

と言っています。

確かに!!

僕が今働いている現場でこの人はプロだなぁと思う方は、「この人が言うことは信じられる!」といった絶対的な安心感がありますね〜。

プロとアマチュアの比較

ジョン氏はプロとアマチュアの違いをはっきりと示してくれています。

プロ
  • 仕事を正しく終わらせることに集中
  • 間違いや知らないことに対し、ちゃんと認めることができる
  • 常に安定した品質を保って仕事ができる
アマチュア
  • 仕事をとにかく終わらせることに集中
  • 知ったかぶりをする
  • 仕事の品質が不安定で信頼性がない

プロになるために

じゃあどうしたらプロになれるんだ?

そう思いますよね。僕も早くプロになりたい。。。

そんな疑問にもちゃんとジョン氏は答えてくれています。

プロになるために
  • 仕事をする前に今日は何の仕事をするのか把握する
  • 言うべきことはちゃんと言う
  • 継続的にスキルアップさせる

「仕事をする前に今日は何の仕事をするのか把握する」は、自分がやるべき今日の仕事はなにか、その仕事にかかる時間はどれくらいなのかをしっかり把握するべきだと言っています。
また、上司の顔色をうかがって言われたことをやるのではなく、ときには「ノー」と断る勇気が必要です。

さらに「今のままでもとりあえず仕事できてるからいいや」ではなく、仕事の質を高めるために必要な情報を常にキャッチアップする学ぶ姿勢が大事だし、常にもっと良い自分を目指そう!とジョン氏は言っているわけです。

どれも当たり前のことのように思えるかもしれませんが、改めて意識する必要があるなぁと僕は感じました。

特に読んでほしい!【第2部 自分を売り込め!】

続いては自分を見つけてもらえるようにアピールする方法についてです。

どれだけ学習してすごいスキルを身につけたとしても、誰にも見つけてもらえなければフィードバックは得られません。

自分をきちんと評価してもらえるようなアプローチが必要になってきます。

セルフブランディング

ジョン氏は個人ブランドを立ち上げるのに必要な要素を4つ挙げています。

セルフブランディング
  • メッセージ
  • ビジュアル
  • 一貫性
  • 反復的な接触

メッセージ

個人ブランドを表現する核となるメッセージのことです。

ジョン氏は複雑なものを単純化する「シンプルプログラマー」というメッセージを土台にしています。

ビジュアル

いわゆるロゴにあたるものです。

ビジュアルを使って表現することでよりメッセージ性を届けることができます。

街でマクドナルドやスターバックスコーヒーのロゴを見ると、何の店なのか一目瞭然ですよね。

一貫性

いくらメッセージやビジュアルがよくても、一貫性がないと台無しになります。

例えば、効果的な筋トレ方法を紹介するコンセプトのYouTuberが、突然カフェ巡りの動画ばかりアップするようになったらどう思いますか?

筋トレ方法知りたいのにオススメのカフェを紹介されても困るなぁ。

こんな風に感じる方が多いんじゃないでしょうか。

そうなるとブランド力がなくなってしまいます。

一貫性があればあるほど、多くの人に自分を知ってもらえて信頼してもらえる可能性が広がります。

反復的な接触

反復的な接触とは、わかりやすく言えば、「一発屋にならない」ということです。

Twitterでとても役に立つ情報を半年に1回だけツイートするよりも、

ちょっと役に立つ情報を3日1回でもツイートする方が自分を知ってもらえる可能性がぐんと上がるはずです。

人の目に触れる機会が多くなればなるほど、「自分」というブランドを覚えてくれる人が増えるのではないでしょうか。

最後に

いかがだったでしょうか。

あまり見かけないタイプのエンジニア向け本だったのではないかと思います。

技術を教えてくれる本はたくさんあるんですが、エンジニアとしての人生戦略をこんなに丁寧に書いてくれている本はかなり珍しいのではないかと。

まだまだ紹介できていない内容もあるので気になった方はぜひ本書を手にとってみてください!

むね

以上、

【エンジニア必読】エンジニアのための人生マニュアル『SOFT SKILLS』〜前編〜

をお送りしましたー!

後編はコチラから↓↓

【エンジニア必読】エンジニアのための人生マニュアル『SOFT SKILLS』〜後編〜

2020年11月15日

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

ABOUTこの記事をかいた人

どうもーむね(@mune92283498)です! 大卒→医療事務1年8ヶ月→都心で1年6ヶ月役者→営業を1年8ヶ月→全くの未経験でIT系へ転職。プログラマー1年目。 大切な人からの言葉は、「あんた崖っぷち1mやで」 【やれなかった後悔よりもやった後悔】 だって、全部経験値になって自分を作ってくれるから。